観覧:前売 ¥2,000/当日¥2,500(書籍付きチケットもあり)
配信:【通常配信チケット】 ¥1,500
【書籍付き配信チケット(サインあり)】 ¥3,260
当日券あり!
■観覧前売チケットはLivePocket or 当店HP予約
※入場はLivePocket整理番号順→当店HP予約→当日の順
※要1オーダー¥500以上
■配信チケットはコチラから
※購入受付期間は7/24(日)まで。アーカイブは7/24(日)23:59まで視聴可能。
※画質の調整が出来ますので、ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください。
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止となっております。
プロフィール:
東直子(ひがし・なおこ)
広島県生まれ。第7回歌壇賞受賞。歌集『春原さんのリコーダー』『青卵』、小説『とりつくしま』『いとの森の家』(第31回坪田譲治受賞)、選歌集『短歌の時間』など。最新刊はエッセイ集『一緒に生きる』
おねがいねって渡されているこの鍵をわたしは失くしてしまう気がする
廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て
転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー
好きだった世界をみんな連れてゆくあなたのカヌー燃えるみずうみ
遠くから来る自転車をさがしてた 春の陽、瞳、まぶしい、どなた
プロフィール:
toron*(とろん)
大阪府豊中市出身。Twitterで短歌に出会い作歌を開始。ウェブサイト「うたの日」、新聞歌壇、雑誌などへの投稿をしつつ、現在は塔短歌会、短歌ユニットたんたん拍子、Orion所属。歌集『イマジナシオン』(書肆侃侃房、2022年)
いずれ夜に還る予約のようである生まれついての痣すみれ色
花びらがひとつ車内に落ちていて誰を乗せたの始発のメトロ
手のひらの川をなぞれば思い出すきみと溺れたのはこのあたり
おふたり様ですかとピースで告げられてピースで返す、世界が好きだ
海の日の一万年後は海の日と未来を信じ続けるiPhone