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【出演】石井光太（作家、「近親殺人 そばにいたから」著者）

日本で起きている殺人事件の半数以上は、親族間で起きています。
児童虐待、貧困による心中、介護放棄、ひきこもり殺人、高齢者虐待……。
石井氏は、最新刊『近親殺人　そばにいたから』（新潮社）で、7件の事件をルポしました。
その中で明らかになったのは、事件の根底に横たわっているのは、日本が長年放置してきた社会問題でした。そしてコロナ禍において、近い将来ますますそれは深刻なものになっていくことが明らかです。

・なぜ、家族は家族を殺すのか。
・殺人事件が起こる家族と、そうでない家族とは何が違うのか。
・事件が起きた後、周りの家族は加害者家族、被害者家族の両面を持ちながらどうやって生きていくのか。
・家族間で起こる殺人事件は今後どのように変化していくのか。

マスコミは、家族への配慮という観点から、この種の事件の詳細をほとんど報じようとしません。しかし本来は、こうした事件にこそ目を向け、日本が抱えている問題を直視しなければならないのです。
本イベントでは、『近親殺人』で取り上げた事件とは別に、関連する様々な取材の成果を紹介していただきながら、日本で起きている殺人事件の半分以上を占める近親殺人のリアルに迫りたいと思います。
コメントにて皆様からの質問も可能です。