観覧:前売 ¥1,500 / 当日 ¥1,800
◎当日券あり!お気軽に店頭までお越しくださいませ。
配信:¥1,500
■観覧前売りチケットはLivePocket or 当店HP予約から
※入場はLivePocket 整理番号順→HP予約→当日の順となります。
※要1オーダー¥500以上
■配信チケットはコチラから
※受付期間は6/17(土)まで。アーカイブは6/17(土)23:59まで視聴可能
※画質の調整が可能。ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止
【出演】
高森順子、松本篤、スズキナオ
今年、震災に関する二つの本が出版されました。高森順子さんの『震災後のエスノグラフィ ー「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ」と、アーカイブプロジェクト、AHA!の『わたしは思い出す ー11年間の育児日記を再読して』です。二つの書籍は、作り手の立ち位置(著者と編者)も、書籍のジャンル(学術書と文芸書)も、中心として取り扱う震災(阪神・淡路大震災と東日本大震災)も異なりますが、これまでの「震災本」のイメージをゆさぶるという意味で、同じような姿勢を持っています。
このイベントでは、たまたま同時期に刊行された二冊の書籍の作り手である高森さんと松本さんとともに、たまたまこの二つの書籍に関心を持ったライターのスズキナオさんをお迎えして、その偶然を楽しみながら語らいます。
ほぼ同世代、早生まれの3人の、人の話を「読む」「聞く」「本にする」営みについての語らいにぜひご参加ください。
[登壇者プロフィール]
高森順子
1984年2月、兵庫県神戸市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位修得満期退学。博士(人間科学)。グループ・ダイナミックスの視点から、災害体験の記録や表現をテーマに研究している。2010年より「阪神大震災を記録しつづける会」事務局長。愛知淑徳大学助教などを経て、現在、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)産業文化研究センター研究員。2014年度井植文化賞報道出版部門受賞。近著に『10年目の手記—震災体験を書く、よむ、編みなおす』(共著、生きのびるブックス、2022年)。今年3月に『震災後のエスノグラフィ—「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ』(明石書店、2023年)を出版。
松本篤
1981年2月、兵庫県生まれ。remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]メンバー。AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]世話人。市井の人々の記録の価値に着目したアーカイブ・プロジェクト、AHA!を2005年に始動させる。これまでに記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル』(生活工房、2019)などの企画・編集を担当。『わたしは思い出す』では、かおりさんへのインタビューとその編集を行う。
スズキナオ
1979年1月、山形県生まれ(その後、東京で暮らすようになり、現在は大阪在住)。フリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』『OHTABOOKSTAND』などを中心に執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(スタンド・ブックス)、酒場ライター・パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』( スタンド・ブックス)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)などがある。