Scheduleスケジュール

8.10
[Thu]
『所有とは何か』刊行記念
岸政彦×梶谷懐×稲葉振一郎 トークイベント「所有、変わるものと変わらないもの」

時間

OPEN / 18:00START / 19:00

チケット

観覧:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500
◎当日券あり!お気軽に店頭までお越しください。
配信:¥2,000

■観覧前売りチケットはLivePocket or 当店HP予約から
※入場はLivePocket 整理番号順→HP予約→当日の順となります。
※要1オーダー¥500以上

■配信チケットはコチラから
※受付期間は8/24(木)まで。アーカイブは8/24(木)23:59まで視聴可能
※画質の調整が可能。ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止

出演

【出演】岸政彦、梶谷懐、稲葉振一郎

詳細

『所有とは何か――ヒト・社会・資本主義の根源』(中央公論新社)の刊行を記念し、著者のお三方、社会学者・作家の岸政彦さん、経済学者の梶谷懐さん、社会学者の稲葉振一郎さんをお迎えして、トークイベントを開催します。

本やスマホ、土地や家屋、雇用や資産――。あたりまえのように身の周りにあり、衣食住や商品取引の原点である「所有」。デジタル社会において、今そのかたちが大きく変わっています。
変わるものと変わらないもの。私たちの生活を織りなす「所有」について、大阪や東京、沖縄、そして中国社会を見渡しながら、日常のことばでみなさんとともに考えます。

岸政彦(きし・まさひこ)
1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。社会学者・作家。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。著書に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『ビニール傘』(新潮社)、『はじめての沖縄』(新曜社)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房)、『リリアン』(新潮社、第38回織田作之助賞)など。編著書に『東京の生活史』(筑摩書房、紀伊國屋じんぶん大賞2022・第76回毎日出版文化賞)、『生活史論集』(ナカニシヤ出版)、『沖縄の生活史』(みすず書房)。共著に『質的社会調査の方法』(有斐閣)、『地元を生きる』(ナカニシヤ出版)など。

梶谷懐(かじたに・かい)
1970年生まれ。神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国経済。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学)。博士課程在籍中に中国人民大学に留学(財政金融学院)。神戸学院大学経済学部准教授などを経て、現職。著書に『「壁と卵」の現代中国論』(人文書院)、『現代中国の財政金融システム』(名古屋大学出版会、第29回大平正芳記念賞)、『日本と中国、「脱近代」の誘惑』(太田出版)、『日本と中国経済』(ちくま新書)、『中国経済講義』(中公新書)。共著に『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書)など。

稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
1963年東京都生まれ。明治学院大学社会学部教授。専門は社会哲学。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。岡山大学経済学部助教授などを経て、現職。著書に『AI時代の資本主義の哲学』『AI時代の労働の哲学』(ともに講談社選書メチエ)、『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ)、『「新自由主義」の妖怪』(亜紀書房)、『政治の理論』(中公叢書)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『社会学入門』(NHKブックス)、『「資本」論』(ちくま新書)、『経済学という教養』(東洋経済新報社、増補版ちくま文庫)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『ナウシカ解読』(窓社、増補版勁草書房)など。