Scheduleスケジュール

10.2
[Mon]
『人類学者と言語学者が森に入って考えたこと』(教育評論社)刊行記念
伊藤雄馬×川瀬慈トークイベント「フィールドにひそむ音や声、そしてアートについて」

時間

OPEN / 18:30START / 19:00

チケット

観覧:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500
◎当日券あり!お気軽に店頭までお越しくださいませ。
配信:¥2,000

■観覧前売チケットはLivePocket or 当店HP予約から
※入場は前売りLivePocket整理番号順→HP予約→当日の順
※要1オーダー¥500以上

■配信チケットはコチラから
※受付期間は10/16(月)まで。アーカイブは10/16(月)23:59まで視聴可能
※画質の調整が可能、ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止

出演

【出演】
伊藤雄馬(言語学者)
川瀬慈(映像人類学者)

詳細

『人類学者と言語学者を森に入って考えたこと』(教育評論社)の刊行を記念してトークイベントを開催します。

伊藤雄馬さんは、フィールドワーク先のタイから帰国してすぐの、公の場でのトークとなります。本を刊行して以来の「ムラブリ」との再会で、ご自身の研究に新展開があったかなどお話いただきます。

対談のお相手は映像人類学者である川瀬慈さん。主にエチオピアをフィールドワーク先として研究を続けてこられ、『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020)では、吟遊詩人たちの歌に耳を傾け、人間と音楽の根源的な関係に迫って、見事な文章をまとめ上げられました。

今回お二人には、タイやエチオピアでのフィールドワーク先での人びとの声や音、そしてアートについて話をしていただきます。
前半はお二人によるクロストーク、後半は質問コーナーもあります。
お気軽にご参加ください。

—— 来場特典:リーフレット『ムラブリ、前夜』のお渡し——
著者・伊藤雄馬さんが綴られた文章を『ムラブリ、前夜。』としてまとめました。
このリーフレットを、ご来場の皆さん全員にお渡しします。

—— オンライン予約特典:『ムラブリ、前夜。』(PDF)のご送付 ——
『ムラブリ、前夜。』のPDFをメールにてお送りいたします。
送信スケジュールはイベント開催日10月2日の16:00以降を予定しています。

■登壇者プロフィール
伊藤 雄馬(いとう・ゆうま)
言語学者、横浜市立大学客員研究員。
1986年、島根県生まれ。2010年、富山大学人文学部卒業。2016年、京都大学大学院文学研究科研究指導認定退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、富山国際大学現代社会学部講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員などを経て、2020年より独立研究に入る。学部生時代からタイ・ラオスを中心に言語文化を調査研究している。ムラブリ語が母語の次に得意。2022年公開のドキュメンタリー映画『森のムラブリ』(監督:金子遊)に出演し、現地コーディネーター、字幕翻訳を担当。著作に『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(2023年、集英社インターナショナル)がある。

川瀬 慈(かわせ・いつし)
映像人類学者。1977年生まれ。国立民族学博物館勤務。エチオピアの吟遊詩人、楽師の人類学研究を行う。人類学、シネマ、アート、文学の実践の交点から創造的な語りの地平を探求。主著に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞)、『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年、第43回サントリー学芸賞、第11回梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『叡智の鳥』(Tombac/インスクリプト、2021年)。近年は、国際ジャーナル TRAJECTORIA の編集、Anthro-film Laboratory の共同運営を行う。客員教授としてハンブルグ大学(2013年)、ブレーメン大学(2014年、2016年)、山東大学(2016年)、アジスアベバ大学(2018年)等で映像人類学の理論と実践について教鞭をとる。2022年より、毎日放送番組審議会委員。