Scheduleスケジュール

2.2
[Fri]
『コンビニエンス・ラブ』刊行記念
【公演中止】「やばい!」じゃおさまりきらない偏愛を語る夜

時間

OPEN / 18:30START / 19:00

チケット

※当公演は中止となりました。払い戻しに関する詳細は券売サイトからお送りさせて頂きます。皆様にはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
観覧:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

配信:¥2,000

■観覧前売りチケットは HP予約から
※入場はHP予約→当日の順となります。
※要1オーダー¥500以上

 ■配信チケットはコチラから
※受付期間2/16まで。アーカイブは2/16(金)23:59まで視聴可能
 ※画質の調整が可能。ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止

出演

【出演】
吉川トリコ(小説家)
三宅香帆(書評家・作家)

詳細

「アーティストであって、アイドルじゃない」5人組ダンスグループのメンバー成瀬愛生(通称:アッキー)はそんなプライドを持っている。
しかしファンから届くのは、イケメンだとか、メンバー間のカップリングを尊ぶものとか、〝本質〟以外を褒めたてる声ばかり。
ある日、メンバーの灰人が噂レベルのゴシップで炎上すると、より一層、推されることの現実と理想のちがいに悩むことに。
そんな折、自宅近くのコンビニに勤める青木マユと知り合い、素のまま付き合える彼女に徐々に惹かれていき…。

というのが、吉川トリコさんの新作『コンビニエンス・ラブ』のあらすじです。
帯に「恋愛”消費”小説」と謳っているとおり、無痛で恋愛したいという欲求、さらに延長して〝推し〟文化の消費的な側面もテーマにした作品です。

「物心ついたころから生身の芸能人の男を追いかけ続けてきた頭抜けたミーハー」と自称する吉川さんと、『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』も記憶に新しい書評家の三宅香帆さんが、一筋縄ではいかない「推し」「偏愛」「推し活」「それを語るボキャブラリー」等々について語りあいます。

吉川 トリコ(よしかわ・とりこ)
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で<女による女のためのR-18文学賞>第三回大賞および読者賞を受賞、同作収録の『しゃぼん』でデビュー。著書に『グッモーエビアン!』『戦場のガールズライフ』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『マリー・アントワネットの日記 Rose』『女優の娘』『夢で逢えたら』『あわのまにまに』など多数。2022年『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞。エッセイ『おんなのじかん』所収「流産あるあるすごく言いたい」で第1回PEPジャーナリズム大賞2021オピニオン部門受賞。

三宅 香帆(みやけ・かほ)
1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院時代の専門は萬葉集。大学院在学中に書籍執筆を開始。現在は東京で会社員の傍ら、作家・書評家として活動中。著書に『人生を狂わす名著50』(ライツ社)、『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』(サンクチュアリ出版)、『副作用あります!?人生おたすけ処方本』(幻冬舎)、『妄想とツッコミでよむ万葉集』(大和書房)、『女の子の謎を解く』(笠間書院)、『それを読むたび思い出す』(青土社)。ウェブメディアなどへの出演・連載多数。