■配信チケット:¥1,500はコチラから
※受付期間は8/16(金)まで。アーカイブは8/16(金)23:59まで視聴可能
※画質の調整が可能。ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止
この社会で女性として生きる困難さを抱え、その陰に絶望しながらも、クリアな筆致で自分と周囲の”リアル”を克明に綴った、『まだ、うまく眠れない』。著者の石田月美さんが抱く、本作についての困りごととは……!?
本作に帯文をよせた文学紹介者、頭木弘樹さん。月美さんを「当事者の大先輩」とリスペクトする文筆業、鈴木大介さん。お二人が石田月美さんとオープンダイアローグという対話形式で、『まだ、うまく眠れない』をなぜ読むべきなのかお伝えします。
石田月美さんをご存知ない方も、本作をまだお読みでない方も、オープンダイアローグにご興味がある方も楽しめる内容ですので、ぜひご参加ください。
生きづらさや困りごとを持つ方々、そして文学を愛するすべての方々へ。お待ちしています。
【プロフィール】
石田月美(いしだ・つきみ)
1983年生まれ、東京育ち。物書き。高校を中退して家出少女として暮らし、高卒認定資格を得て大学に入学するも、中退。2020年、自身の婚活経験とhow toを綴った『ウツ婚!!――死にたい私が生き延びるための婚活』(晶文社)で文筆デビュー。本書は23年に漫画化(講談社)。様々な精神疾患を抱えたまま、婚活し結婚、不妊治療を経て2児の母。エッセイを中心に寄稿記事多数。2024年、『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)を刊行。
鈴木大介(すずき・だいすけ)
1973年、千葉県生まれ。文筆業。主な著書に、若い女性や子どもの貧困をテーマとしたルポタージュ『最貧困女子』、『ギャングース・ファイル――家のない少年たち』(漫画化、映画化)や、自身の抱える障害をテーマにした『脳が壊れた』、互いに障害を抱える夫婦間のパートナーシップを描いた『されど愛しきお妻様』などがある。2020年、『「脳コワさん」支援ガイド』で、日本医学ジャーナリスト協会大賞を受賞。『ネット右翼になった父』で新書大賞2024年の5位を受賞。お妻様と猫6匹と暮らす。
頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。20歳で難病になり、カフカの言葉が救いとなった経験から『絶望名人カフカの人生論』を編訳。主な著書に『食べることと出すこと』『自分疲れ』『NHKラジオ深夜便 絶望名言』『口の立つやつが勝つってことでいいのか』など。2024年、カフカ没後100年で、『決定版カフカ短編集』を編み、『カフカ断片集』を編訳した。