Scheduleスケジュール

1.14
[Tue]
『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
「新春!ジェンダー事件簿2025を占う〜報道や炎上から考える男社会のこと〜」

時間

OPEN / 18:00START / 19:00

チケット

会場:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500
配信:¥2,000

■会場前売チケットはLivePocket or 当店HP予約から
※入場は前売りLivePocket整理番号順→HP予約→当日の順
※要1オーダー¥500以上

■配信チケットはコチラから
※受付期間は1/28(火)。アーカイブは1/28(火)23:59まで視聴可能
※画質の調整が可能、ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止

出演

【出演】清田隆之、小川たまか

詳細

相変わらず続く権力者や著名人による性加害、組織の中でのセクハラ、性差別的な広告、埋まらない男女格差、男性間の暴力はパワハラ、国を挙げて頑なに固持しようとしている家父長制……などなど、日々メディアやSNSを騒がせているジェンダー問題を通じ、男性性や男性社会のあり方に問い直しが突きつけられている令和の日本社会。

そんな中、個人の言動から社会構造まで幅広い視点で「男らしさの現在地とこれから」を描いたのが、文筆家で「桃山商事」代表でもある清田隆之さんの新刊『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』です。

今回はその刊行記念として、清田さんと同世代で長年の仕事仲間で、『たまたま生まれてフィメール』などの著書があるライターの小川たまかをゲストにお迎えし、昨今話題となった様々なジェンダー事件簿を取り上げ、そこに潜む問題について語っていただきます。

 ・松本人志、「週刊文春」との裁判で訴えを取り下げるも、復帰をめぐって物議
・大阪地方検察庁の元検事正が、部下の女性に性的暴行をした罪で刑事告訴
・ED治療薬、処方せんなしで購入できる一般用医薬品(OTC)化を厚労省が検討
・兵庫県知事選挙で斎藤陣営のSNS運用を担当していた折田楓氏が大バッシング
・靴下ブランド「靴下屋」アカウントがSNSで性差別的な投稿をして炎上

……などなど、昨今も毎日のように様々なニュースが話題となっていますが、男性性の問題を当事者の立場から考察する清田さんと、性暴力をはじめ様々な問題について取材をしている小川さんで、ジェンダー事件簿の背景にある男性優位な社会構造について語り合っていただけたらと思います。当日は参加者のみなさんからも意見を募れたらと思っていますので、ぜひご参加くださいませ!

【出演者プロフィール】
清田隆之(きよた・たかゆき)
1980年東京都生まれ。文筆業、桃山商事代表。早稲田大学第一文学部卒業。ジェンダー、恋愛、人間関係、カルチャーなどをテーマに様々な媒体で執筆。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。著書に『よかれと思ってやったのに』『さよなら、俺たち』『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門』など。

小川たまか(おがわ・たまか)
1980年、東京都品川区生まれ。文系大学院卒業後→フリーライター(2年)→編集プロダクション取締役(10年)→再びフリーライター(←イマココ)。2015年ごろから性暴力、被害者支援の取材に注力。フェミニズム関連の執筆も多く、著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)、『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)がある。

リンク

『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)
フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。
男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。
https://www.amazon.co.jp/dp/4778319966